What Do Blind People See? – 盲目の人は何を見ているのか?

質問サイトでは、時として本当に興味深い情報に出会えます。

なかでも Quora は総じて質の高い情報が多いので、ちょくちょく見に行っています。即答性よりも良回答のほうにフォーカスが置かれているようで、世界中のプロが長期間にわたって深い回答を寄せることもしばしばです。「これぞ集合知」という感じがします。

たとえば、外国のラジオ局が音楽データをどれくらいの品質やフォーマットでデジタル化しているか、なんて普通わかりません。専門用語もよく出てくるので辞書は欠かせませんが、その手間の価値は十分あると思います。

タイトルの「盲目の人は何を見ているのか?」は、ずっとフォローしていた質問。とくに盛り上がっていなかったんですが、きょう一つの回答が投稿されました。

18 歳の時に神経の炎症によって視力を失ったあるユーザーが、盲学校で周囲の人たちにもヒアリングをして書き込んだ回答です。盲目の度合いを 5 つのタイプに分けて、それぞれの人が「何を見ているか」を紹介してくれています(日本語は僕の意訳なので、間違っているかもしれません)。

Blindness: What Do Blind People See?
http://www.quora.com/Blindness/What-do-blind-people-see/answer/Janice-Strange

Blind from birth – 生まれつき全盲の人
Went total blind – 後天的に全盲になった人
Light Perception – 光覚弁の人(明暗のみを感じ取れる)
Legally Blind – 法定盲人( 80% 以上の視力を失っている)
Tunnel Vision – 視野狭窄、手動弁の人(目の前で手のひらの動きがわかる)

興味深いです。