「褒められて伸びるタイプ」「叱られて伸びるタイプ」という分類は間違っている

「どうなっても知らないよ」「やる気あるの?」「自分がそれでいいならそれでいいかもしれないけど」的なことを言われ続け、さすがに堪えてある程度頑張ってみたところで「努力の跡が見えるわね」「先が楽しみですよ」なんて言われたりすると、やっぱりそういう押し引きが一番大事なんだよなあとしみじみ思うわけです。褒められるとそれに甘えて永遠に努力をしなくなる私ですので、叱られるのがデフォルトでよいのですが、叱られて発奮したところをちゃんと見ていただけるとやっぱりますます力が入るというものです。コミュニケーションかくあるべし、みたいな。
ま、歯医者の話なので力も入れ過ぎると歯茎を傷めるだけだし、押されようが引かれようがだらしなく開きっぱなしの口で「あー」とか「うー」とか返事するだけなんですけどね。
とくに厳しいことを言ったわけではないのに「褒められて伸びるタイプ」と自称する人はままいらっしゃいますが、それはつまり何かしらの抑圧なりプレッシャーなりを感じている、という裏返しなのかもしれませんな。