Manuel Göttsching E2-E4 をみてきました

20120811_E2-E4

これまでのライブには機会があわず、freedommune のおかげでようやく見ることができました。ご本人にとっては 30 周年だそうですが、どうしても聴きたくてレコード店を探しまわり 92 年に開店したヴァージンメガストア横浜店でやっと見つけた僕にとっても、最初に聴いてから 20 周年にあたるのでした。

E2-E4 とわたくしの 30 年史

1981年  E2-E4 制作
1984年  E2-E4 オリジナル版リリース
1989年  Sueño Latino リリース
1992年  Sueño Latino Derrick May Remixes リリース
1992年  はじめて E2-E4 を聴く
1994年  Paperclip People “Remake Uno” を聴く
1995年  はじめて Sueño Latino Remixes を聴く
2006年  E2-E4 Live を聴く
2009年  Live in Japan DVD を見る
2012年  はじめて E2-E4 を生で聴く

Manuel Göttsching performs E2-E4 in Berlin, 25th Anniversary Sueño Latino Illusion First Mix

freedommune での E2-E4 は、チェロっぽい荘厳なフレーズを重ねるアレンジを入れながらじょじょに緊張感を高めていき、後半であの乾いたギターを重ねていってより有機的な展開に。ピークらしいピークが作られないままに高いテンションを保ち続ける、高原状態の 1 時間。抑揚がないことでかえってアガるという、奇跡の構成。

この 20 年、徹夜明けの空気の中で日の出や朝焼けを見ながら E2-E4 を聴いて恍惚となることは何回もありましたが、本人の演奏でそれを体験できたのはやはり格別でした。

と、ここまで書いてよい記憶がフラッシュバックしてきたので、サイト経由でもう一回寄付。幕間で「寄付は被災孤児、遺児や被災動物のためだけに使います」と宇川さんが出てきたのもとても良かった 🙂