金持ちのボンボンが突き抜けると、まれに大発明が起きる

人間平等ではないので、生まれ育ちが違うところからそれぞれの人生を歩みはじめ、世界に一つだけの花として咲いていくわけです。

ただ、生活そのものに腐心しなくてもよいお金持ちに生まれた人は、まれにとんでもない大発明をすることがあります。

なんか見かけるたびにどんどんパワーアップしている発明家のお金持ちが、たとえば以下の 2 組。

LMFAO は、モータウン・レコード創始者ベリー・ゴーディの息子と孫の二人組(親子じゃなくて、叔父と甥の関係)。「本気で気持ちいいことを突きつめてみたらこうなった」としか言いようのない、ドリフ的オゲレツパフォーマンス。

フリーキーなシカゴハウスのような、ビートだけで持っていく感じをそのままポップチューンのフォーマットにまで昇華させ、徹頭徹尾快楽オンリーで最高です。途中に出てくるジャスティン・ビーバーも負けてますね。

Steve Aoki は、レストランチェーン「ベニハナ」を全米で成功させたロッキー青木の息子。僕はこうした大規模のパーティってあまり経験がないのですが、なにしろ大バコが似合う DJ だと思います。

繊細さのかけらもないゴリゴリのエピックなエレクトロに “Steve Jobs” なんてタイトルを平気でつけちゃうラフな感じも良いですね。

こういう突き抜けかたをされると、凡人の僕は「やっぱりすげえなー」と思ってしまいます。世の中を前に進めるのは、ときとしてこういう人たちなのかもしれません。