業務プロセスで夢が売れるか

知らぬ間に宝島がマガジンハウスのようになっていて、改めてラインアップやバックナンバーの表1を並べてみましたが、全体的に微妙なダサい感が漂っているように見えるのが、デザインの力量なのかあえて狙っているのかは専門外なのでわかりませんが。同月で菅野美穂表紙が2誌。微妙ですねえ。
にしても、盛大に付録テンコ盛り。津森千里トートバッグとか。こういうものの場合、ノベルティとしての雑誌ロゴとか入っていると急速に安っぽく感じてしまう感性の私ですが、一般的にはどうなんでしょうね。ほぼすべての女性誌にそれなりのブランドを冠したおまけをつけているので、有名どころからデザイン提供を受ける→どこかで一括生産というモデルを各誌横断的に組み立てているようです。

宝島チャンネル
http://tkj.jp/

ただまあ、こんなトラブルも起こってしまうようです。

尚、この付録はドレステリア様よりデザインをご提供頂き、生産・製造などすべてスプリング編集部で行っております。商品に対する責任のすべては編集部にありドレステリア様とは関係ありません。今回の件により、読者の皆様をはじめドレステリア関係者の方々にご迷惑をおかけ致しましたことを心よりお詫び申し上げます。

スプリング 【お詫びとお知らせ】
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んで気になったのは、こういう裏側の運営が垣間見えるような感じになってしまっていても、女性誌的な「イメージを売る」商売がちゃんと成り立つのかどうか、ということですね。ディズニーランドに行ったのにバックヤードがちらっと見えちゃって急速に醒める、みたいなね。いや、見えちゃったことありませんが。
ともあれ、自分が運営側になったときに気になるところをそのまま見つけてしまったかのようで、ちょっと気恥ずかしい感じです。ただ、いまどきは本音が見えるほうがかえって親しんでもらえる気もするので、魔法をかけるように努力すべきなのか等身大の姿を見せるべきなのかはわかりません。