悪魔の証明

ケムい感じの汚染がひどい日本社会、みたいなご心配をいただくのですが、私は汚染されてませんと言えば言うほど疑われるというのはどうしたらいいんでしょうか。まあ正直ギリギリのタイミングも経てきてはいますけど、なのでかえってそういう方面な香りを感じた場合は、先に「わたくしは関係ございませんのでご自由に代々木公園へお出かけください」と突き放せるのです。いやあの、象は壁からムクムク浮き上がってこないから。楽しそうに水浴びとかしているから!みたいな。
私は確信しているのですが、私にとっては人生のほうがよっぽどドキドキしますので。妙なタイミングで超サラリーマン的受け流しをしている自分に気づいて素で驚いたり。そういうのもひっくるめて楽しんでいるわけで。
そもそもそういう方面の香りを感じたことがない方は、なんか汚染されている感じ、というイメージだけでお話しになるので、とても困ります。どうもここんとこ、クラブへも行きにくくなってきてしまいました。あんなささやかな、でも脈々としている私たちの楽しみに目をつけないでもらいたいものです。だってねえ、たとえば日テレのハトが踊るやつとかね、あんなののほうがよっぽどヤバいでしょう?

これをヤバくないと思える人は、印象派あたりからやり直したほうがいいと思います。