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Electricity And Drum Will Change Our Mind? (Scala, London)

音を聴いたことがないのにライブを見に行く、ということはあんまりしない私ですが、せっかくなのでFourTetがSteve Reidというジャズドラマーとコラボレーションしているというライブも見に行くことにしました。ヘッドライナーもその他のゲストも、全然わかりません。FourTet名義ではたくさん聴いているけれど、一度六本木で見たショウはコンソールの前でウニョウニョした音をいじっているだけという印象で途中で寝ちゃったし、あまり過剰な期待はせずに。
King’s CrossのすぐそばにあるScalaは、外から見るに結構なキャパシティのようです。壁に貼ってある今後のラインナップをみると、規模もブッキング方針もリキッドルームに近い感じでしょうか。そういえば昨日のBattlesのギグで「Scalaでどうのこうのでー」と話している人たちがいました。入り口のセキュリティはちょっとものものしい。映画のこういうシチュエーションだとかならずいる、スキンヘッドでロングコートでごっついおっさんもいます。案の定、カバンの中に入っていた水をおっかない顔で没収されつつ入場。

King’s Cross Interchange
で、何が出るのかさっぱりわかってなかったのですが、最初に登場したのはドラム、サックス、ウッドベースという3ピースのインプロ系フリージャズ。なかなかにパワフルでかっこいい。かっこいいですが、いかんせんインプロゆえにビートのノリが一定ではないので、テンションの合わせ方がなかなか難しい。結構な混み具合でもあり、フロアは不思議な間合いになっていました。
次に登場したのはギター轟音ドローンな、クラウトロックのフォロワーという感じのバンド。低音なボーカルも入れてるようですが、端のほうにいる私からはよく見えません。ところどころに「おおー」とくるところもありつつ、いよいよヘッドライナーの登場です。
Kieran Hebden and Steve Reidは、2名がステージ上で向かい合うセットのようです。左がスティーブさんのドラム、右がキーラン君のコンソール。スティーブさん、ものすごくうまいのは見ててよくわかりますが、それ系ミュージシャンによくある「演奏中にチャネリングを開始してとても面白い表情になる」型のプレイを見せます。ロックっぽくドカーンとくるんじゃないけれど、緩やかにうねりつつ持っていかれる音でなかなか面白いです。

Exchange Session 1
Kieran Hebden Steve Reid

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ところでフロアの様子。眉毛太いいかにもイングランド顔の奴と眼が合います。

「なんとかかんとかPlaying?」(聞き取れず)
「え?」
「なんとかかんとかPlaying?」(聞き取れず)
「あーごめんわかんない」

そっちに気をとられていると、私の脇にいたギャル2名のノリがかなり激しくなってきています。ん?と注意をそちらに移すと火の粉が飛び散っているー。ていうかね、別に好きなようにすればよいと思いますが、お前ら吸い過ぎ。火ついたまま振り回すんじゃねえって。そうかこの盛り上がりはある意味それかあ……と日本ではあんまり見ない光景に、ちょっと狼狽もしつつのひとときでした。