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とは言ったって食わなきゃ死んでしまいます

3大栄養素がどうとかなぜ太るかとか運動をするとカロリーが消費されてとかって話を交えつつ、食べ物って大事なんだよというお話をすることを食育というらしいですが、ファーストフード企業が学校を回り、子供相手にガンガンその食育をし始めているそうです。
ふーんとおもいつつ、キャンパス内にケーキ屋があるっていうキュートな女子栄養大学が編集したカロリーブックと、ファーストフード企業が公開している栄養成分表を見比べてみたら、カロリーだけでも結構違いがあります。
どっちを信頼するかっていえばもちろんカロリーブックなのですが、食育をすることで、つまりだから弊社製品をどうぞよろしくお願いいたします敬具とかってある種の刷り込みをしようとちょっとでも思っているんだったら、そんな企業は潰れてしまえばいいとおもいました。
でも、ファーストフード企業のそれに関する企画書には、たぶん間違いなくそういう趣旨のこと、つまり「将来の顧客確保」みたいなことが書いてあるんだろうなあ。

「栄養学と私の半生記」に綾はこう書いています。「私は、誰にでもおいしい料理が作られるようにと、調理の計量化を考案しましたが、だからと言って両技術がすべてだと思っているわけではありません。ただ機械的に量だけ計って作ってみても、献立作りから食事の時の雰囲気まで、あらゆる過程に心が行き届いていなければ、おいしい料理も健康づくりもできるものではありません。そこに食生活の難しさやたいせつさがあります」。

香川綾物語
http://www.eiyo.ac.jp/yume/aya/e_book/index.html